📌 野菜別の適正土壌酸度(pH)まとめ
「肥料をあげているのに野菜が全然育たない…」その最大の原因は土壌の酸度(pH)の不一致です!
日本の土は雨によってアルカリ分が流され、放っておくと強い酸性(pH 5.0前後)に傾きます。ホウレンソウやエンドウ豆は酸性に極めて弱く、石灰で中和しないと黄色く立ち枯れてしまいます。逆にジャガイモは酸性を好み、石灰を撒きすぎると「そうか病」の原因になります。
主要野菜40種の適正土壌酸度(pH)一覧早見表
植え付ける野菜に合わせて、事前に土の酸度をチェック・調整しましょう。
| 酸度グループ | 適正pH範囲 | 該当する主な野菜 | 土作りの注意点 |
|---|---|---|---|
| 酸性にとても弱い (弱アルカリ〜中性寄り) |
pH 6.5 〜 7.0 | ホウレンソウ、タマネギ、エンドウ、ソラマメ、枝豆、レタス、ネギ、アスパラガス | 石灰をしっかり施用する(1㎡あたり100〜150g)。酸性だと初期成育で枯れやすい。 |
| やや酸性に弱い (微酸性〜中性) |
pH 6.0 〜 6.5 | キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、ダイコン、カブ、小松菜、ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、イチゴ | 家庭菜園の標準的な土壌。植え付け前に適量の石灰で調整する。 |
| 酸性に比較的強い (弱酸性) |
pH 5.5 〜 6.0 | サツマイモ、トウモロコシ、ニンジン、ショウガ、里芋、カボチャ、スイカ | 未調整の土でも比較的育つ。過剰な石灰施用は避ける。 |
| 酸性を好む (強酸性〜弱酸性) |
pH 5.0 〜 5.5 | ジャガイモ、ブルーベリー | 石灰は撒かない(またはごく少量)。pH6.0以上になるとジャガイモの肌がボロボロになる「そうか病」が多発する。 |
失敗しない!土壌酸度調整&おすすめ石灰アイテム
1. 電池不要!土に挿すだけで瞬時に測れる「シンワ測定 土壌酸度計」
「石灰をどれくらい撒けばいいかわからない」と勘に頼るのは失敗の元。電池不要で先端を土にブスッと挿すだけで、現在の土壌酸度が一目でわかる名機です。1台持っておくだけで野菜の成功率が跳ね上がります。
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2. 植え付け当日に撒いてすぐ植えられる「カキガラ有機石灰」
「今日苗を買ってきたからすぐに植え付けたい!」という方には、天然のカキ殻を粉砕した有機石灰がベスト。アルカリ分が穏やかに効くため、土と根を痛めず、撒いてすぐに種まき・定植が可能です。微量ミネラルも豊富に含まれます。
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3. マグネシウム(苦土)も補給できる定番「ハイパワー苦土石灰」
畑をしっかり耕して休ませる時間がある場合(定植の1〜2週間前)は、炭酸カルシウムとマグネシウムを補給できる苦土石灰が最も経済的で効果的。葉の葉緑素を作る苦土が補給され、光合成が活発になります。
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💡 石灰を施用する時の鉄則ルール
- 苦土石灰は「堆肥・元肥」と同時に撒かない:石灰とアンモニア態窒素肥料を同時に撒くと、化学反応でアンモニアガスが発生し肥料分が逃げてしまいます。石灰を撒いて耕し、1週間空けてから堆肥・肥料を入れましょう。(※カキガラ有機石灰なら同時施用も可能です!)
- プランターの市販培養土は最初からpH調整済み:新品の「野菜の土」には最初から適正pH(6.0〜6.5)に石灰が配合されています。新品の培養土に石灰を足すとアルカリ過剰になるため、石灰を入れるのは「使い終わった古い土をリサイクルする時」だけにしましょう。
