💡 今回の結論:6月のナスは「一番花直下の強いわき芽2本を残す3本仕立て」と「1番果の早期摘果」で決まる!
植え付けから1ヶ月が経つ6月、ナスの骨組み(主枝)を正しく作れるかどうかが秋までの収穫量を決定づけます。
プロ直伝の仕立て術は、「最初に咲いた花(一番花)の下から出る勢いの良いわき芽2本を選び、主枝と合わせて3本の太い幹にする(3本仕立て)」こと!
そして「最初の実は小さいうちに早採りし、株に負担をかけない」ことを徹底すれば、株の骨格がガッチリ太くなり、夏から秋まで何十本ものツヤツヤナスが収穫できます。
皆さん、こんにちは!「ゆる農家」ライフへようこそ。
5月に植え付けたナスの苗。6月に入ると急激に葉の数が増え、紫色の可憐な花が咲き始めてワクワクしますよね!しかし同時に、「わき芽がたくさん出てきて、どれを切ればいいのか分からない」「放っておいたら枝がぐちゃぐちゃに絡まってしまった…」と迷っていませんか?
ナスは枝を伸ばす力が非常に強い野菜です。放任すると細い枝ばかりが無数に茂る「藪(やぶ)」状態になり、日当たりと風通しが悪くなって花が落ち、実が小さくなってしまいます。
今回は、ナス栽培の成否を分ける6月の重要作業「3本仕立ての決め方」と「株元の整理法」を分かりやすく解説します!
1. なぜナスは「3本仕立て」にするのが最も収量が多いのか?

ナス科野菜の枝分かれには明確な植物学的ルールがあります。ナスは、最初に咲く花(一番花)のすぐ下の節から出るわき芽が、主枝と同じくらい太く力強く成長する性質を持っています。
- 枝同士が擦れ合って実にキズが入る: 風で枝葉が揺れると、トゲや葉の縁が実にこすれて黒い筋キズ(風スレ果)だらけになります。
- 株元の蒸れによる灰色かび病の発生: 梅雨の長雨で湿気がこもり、花や小さな実がカビに侵されて腐り落ちます。
- 枝の重みによる分岐部の裂開: 実がたくさんついたときに、支えのない枝が根元から真っ二つに裂けてしまいます。
3本の太い骨格枝に絞り、それぞれをしっかり支柱で支えてあげることで、太陽光を余すことなく受光し、最高品質のナスを連続して実らせることができるのです。
2. 失敗しない「3本仕立て」決定の3ステップ
- 一番花(最初に咲いた花)を確認する:
主枝の真ん中付近に最初に咲いた紫色の花を見つけます。 - 一番花の「すぐ下」から出る太いわき芽を2本選抜する:
一番花の直下の節、およびその下の節から斜め上に出ている勢いの良いわき芽2本を残します。主枝1本+強いわき芽2本=合計3本がこれからのメイン幹になります。 - それより下から出るわき芽と下葉はすべて除去:
選んだ3本よりも下から出ている細かいわき芽は手で折り取り、地面に近い下葉もハサミで切り落として株元をスッキリさせます。
| 残す枝 | 位置・特徴 | 役割 |
|---|---|---|
| 主枝(1本目) | 苗の中心となる最も太い幹 | 株の中心骨格、上方向への成長牽引 |
| 第1側枝(2本目) | 一番花のすぐ下の節から出るわき芽 | 極めて樹勢が強く、大量結実の主軸 |
| 第2側枝(3本目) | 第1側枝のすぐ下の節から出るわき芽 | 横方向へ広がり、株全体の採光を最大化 |
3. 6月のナス管理を快適にするおすすめ資材3選
3本の枝を広げてしっかり支えるための、定番サポートグッズです。
① 3本仕立てに最適な「園芸支柱(16mm×1800mm・3本セット)」
3本の枝それぞれに1本ずつ支柱をあてがう「3本仕立て用V字・逆三角やぐら」に必須の頑丈な支柱。風で倒れない太さを選びましょう。
② 枝を傷つけずワンタッチ固定「園芸用誘引クリップ(大)」
太くなっていくナスの枝を支柱に固定するクリップ。紐で縛るよりも枝への食い込みがなく、成長に合わせてワンタッチで位置調整が可能です。
③ ナスの大好物「有機アミノ酸配合・発酵油かす肥料」
ナスは野菜界きっての「肥料食い」です。枝が太り始める6月中旬から、有機質がたっぷり入った油かす配合肥料を定期追肥することで、皮のツヤと柔らかさが段違いになります。
まとめ:基本の骨組みさえ作れば、ナスは秋まで止まらない!
ナスの栽培は、6月に「どの枝を伸ばすか」を決めてあげるだけで、その後の管理が驚くほど簡単になります。一番花の下の力強い2本を見極めて、3本仕立てに整えてあげましょう。
今週末はぜひナスの株元を覗き込んで、きれいな3本仕立てに仕立て直してあげてくださいね!
🎥 YouTube「ゆる農家」でも菜園ノウハウを動画で配信中!
実際の作業風景や、失敗しないコツを分かりやすく解説しています。
ぜひチャンネル登録して最新動画をチェックしてみてくださいね!



コメント